ちょっくら       現実逃避してきます。                                                        
by otoichi
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ル・アーブルの靴磨き

奇跡は起きた

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人情度★★★★★
映像★★★★★
食べ物★★★★


奇跡は起きるものじゃなくて、起こすものなのかもしれない究極のハッピーエンディング。

これはフィンランド人監督がフランスを舞台にして撮っている。
なので北欧映画という部類に入るのであろうか?
その辺がゆるい私にはわからない。

ストーリーもさながら北欧映画のあの不思議な感じが好きな私には、たまらなく素敵な映画であった。

映像は青味がかかりなんとなくレトロ調。
家具や車もノスタルジックで、大好きなヒッチコック映画「裏窓」を彷彿とさせる。


舞台はフランスの港町ル・アーブル。
日々駅に立ち靴磨きをしながら慎ましい生活をするマルセル。
貞淑な妻アルレッティと愛犬ライカとで暮らしている。
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近所の人々も愚痴をこぼしながらも、仲良くやっている。
そんなある日、コンテナでアフリカからの不法移民が見つかる。
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その中にいた黒人少年イドリッサは、あっさりと逃げだしマルセルと偶然出会う。
この「あっさり」感が(ええええ~~)というくらいあっさりである。
恐らくアメリカ映画だったら打ち殺されているであろう。

ここで登場するモネ警視がこれまたいいキャラである。
このモネ警視役のジャン=ピエール・ダルッサンは先日書いた「キリマンジャロの雪」のミシェルでした。
全然気づかなかった。
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少年と出会ったマルセルは、海の中から突如現れたイドリッサを詮索することもなく
自分のランチを「食べるか?」と差し出し、そこへ捜索しにきたモネ警視から少年をかくまうのである。

しかしそのころ、愛妻アルレッティは不治の病を宣告されるが夫には黙っていることにする。
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後日、マルセルは売店でサンドイッチと水を買い少年が現れた場所へ置いてくる。

全体的に不思議感とぬくもりに満ちた1時間半である。

少年イドリッサはロンドンにいる母親に会いに行くという。
マルセルは彼をかくまいながら、母親の居場所を探し出す。
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ル・アーブルの街にあるパン屋の女主人、雑貨屋の主人、靴磨き仲間、バーの人々など
気の良い隣人達の全面協力により少年はロンド行きの船に乗ることが出来るが
そこでモネ警視率いる警察がやってくるのであった。

登場人物は悪意のかけらもなく
セリフも音楽も少ないがその分、人間味あふれる素朴なタッチで描かれている。

そして、見終わったあとに無性にバケットサンドが食べたくなりフランス系パン屋さんで
パリジャンサンドを買って帰った次第です。。




ストーリー
北フランスの港町ル・アーブルの駅前で靴磨きをして暮らしているマルセルは、妻アルレッティと愛犬ライカとともにつつましい生活を送っていた。そんなある日、港にアフリカからの不法移民が乗ったコンテナが漂着し、マルセルは警察に追われていた1人の移民の少年イングリッサと出会う。そしてその頃、アルレッティは医師から余命宣告を受けており……。

■ 原題:LE HAVRE
■ 監督、脚本:アキ・アウリスマキ
■ 出演:アンドレ・ウィルム(マルセル)/カティ・オウティネン(アルレッティ)/ジャン=ピエール・ダルッサン(モネ警視)/ブルンダン・ミゲル(イドリッサ)他
■ 2011年 フィンランド/フランス/ドイツ ■ 93min 
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by oto_ichi | 2012-06-21 20:37 | ヒューマンファンタジー
ラップランド・オデッセイ
最近日本も寒いので、寒い国フィンランドから一本。

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ブラックユーモア度★★★★★
地味度★★★★

2010年 フィンランド国内最大のヒットとなったとか。
舞台となっている北部ラップランド地方は、首都ヘルシンキがある南部よりも失業率が高いらしく、
主人公が5年も無職というのも決して極端な話ではないようです(解説より)

北欧って食べ物がすごく美味しいんだって!! へ(◎▽◎ )ノ


映画の話しに戻ります。

この映画では、ぶっちゃけ「おしゃれフィンランド」の要素は一個もありません。
映像も地味です。
ブラックユーモアがお好きな人は楽しめます。(私は楽しめました)

ヘルシンキなどの都会を想像して見る方にはnonオススメ映画ですが、
わたしは、この ゆる~い 感じがとても好きです。


失業して毎日ふて寝している主人公ヤンヌ(ポスター真ん中)。
「タイタニックを一緒に見たいから衛生チューナーを買ってきて!!」
と渡されたイナリ(彼女)のお金で、友達と飲んでしまう。
そう、ヤンヌはダメンズ。

イナリはぶち切れる。
「明日の朝9時までにチューナーを買って来なきゃ出て行く」
と言い放ち、イナリはさっさと引っ越しの準備をし始める。

金曜は夕方5時には閉まり、週末は休業の近所の電気屋さん。
イナリにキレられたのはすでに夕方+バーで飲んて5時過ぎる=閉店

でも彼女に出て行かれるのはイヤだから、チューナーをどうにか手に入れたいヤンヌ。
と道連れにされた友達2人。

男友達ってこういうことにはすごく協力的よね。

おバカと友情の図↓
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初めは、失業で希望を無くしたおじさん達の首つりシーンが続き
その後 淡々と話しが進み(うーん・・・おもしろいのか?)といぶかしげに見ていたんだけど
チューナーを手に入れるため、くだらない事を一生懸命やっているおバカ3人組を見てたら
愛着沸いてきてしかも、小出しでじわじわおもしろくなってきた。
スロースターターな映画。

3人はあっちこっちですったもんだし、考えたあげく
200kmも先の電気屋(伯父さん経営)へ車を走らせる。
途中、シカ料理を食べたいロシア人と遭遇したり↓
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レズビアン軍団にもみくちゃにされたり と
飲み代に使ったチューナーのお金を稼ぐためには一筋縄ではいかない。
でも どこまでもポジティブ。

「アナログ放送が見られなくなったのも俺のせいなのか??!」

ヤンヌが叫ぶシーンがあるんだけど、去年7月のアナログ終了時に 
日本のお父さん達も同じ言葉を叫んだことだろう。
ウチは未だにブラウン管だよ。

見終わったあと、フフッ っと笑えて 愛すべきおバカ達にまた会いたくなる。
そんな映画でした。

今度はいつ見れるんだ・・・

(ノーザンライツフェスティバル にて)



ストーリー:
失業して以来5年も無職のヤンネは、ある日、長年の恋人イナリからデジタルチューナーを買うために渡された50ユーロを、つい親友のラプとカイハとの飲み代に使ってしまう。「翌朝までにチューナーを買わなければ別れる」とイナリに最後通告を突きつけられたヤンネは、親友2人と共に200キロ離れたロヴァニエミまでチューナーを買いに行くことになるが……。

■ 原題:Napapiirin sankarit/英題:Lapland Odyssey
■ 監督:ドメ・カルコスキ(Dome Karukoski)
■ 出演:ユッシ・ヴァタネン/ヤスペル・パーッコネン/ティモ・ラヴィカイネン/パメラ・トラ
■ 2010年 フィンランド/アイスランド/スウェーデン ■ 94min ■ 言語:Finnish
【受賞】 2011年ユッシ賞(フィンランドアカデミー賞)最優秀作品賞ほか
国内DVD未発売
劇場未公開
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by oto_ichi | 2012-02-23 20:39 | コメディ


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