ちょっくら       現実逃避してきます。                                                        
by otoichi
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ヘルプ
勇気と友情

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シリアス★★★★
ハートフル★★★★
ユーモア★★★★★


ユーモアの中でもしっかりと伝わる一本でした。

1960年代初頭のアメリカ南部。
白人上流家庭では「ヘルプ」と呼ばれる黒人メイドが家事、子育てをして働いていた。
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ミニーとエイビリーン
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その頃の女性達は、就職はしても結婚までの腰掛けでしかなかった。
大学を卒業して故郷に戻ってきた主人公スキーターは、結婚には興味を示さず
作家になることを夢見ていた。
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新聞社に就職が決まったスキーターは、家事のコラム覧を代筆する仕事をもらう。
しかし、家事の知識が全くないため実家のメイド、コンスタンティンを取材するつもりだった。
しかし久々に帰った家にはコンスタンティンはいない。
理由を聞いてもハッキリ言わない家族。

しかたなく友人エリザベスのメイド、エイビリーンの知恵を借りるが
話すうちに黒人メイドの現実と白人上流社会への疑問を抱き始める。

黒人メイドには口答えは許されず、低賃金で働き、嵐の中でも家の中のトイレは使わせてもらえない。

(先頭を歩くのはスキーターの友達ヒリー。一番意地悪で性格が悪い)
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エリザベスは自分の娘の世話をいっさいエイビリーンに任せ、一日に一度しか娘を抱かない。
その娘をエイビリーンは我が子のように愛情を注いで育てている。

スキーターの言葉

「私たちはみんな彼女たちに育てられたのに」


スキーターはその現実を伝えたいと本を書くことを決心し、エイビリーンに証言を依頼する。
しかし仕事を失いかねない、ましては身の危険も及ぼしかねないと彼女は証言を拒む。
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しかし、エイビリーンの友人ミニーが白人家庭のトイレを使ったことで解雇された事を知り、スキーターの申し入れを受け入れる。

それは同時に、彼らを取り巻く偏見社会への問題定義となり
小さな町の大問題へと発展していく。


この作品のハートフルなところは、差別的なことだけでなく
暖かいエピソードや証言、人物達が出てくるところです。


特に、この二人のやりとりはユーモアたっぷりで尚かつ心が温まります。
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ただいま公開中↓


ストーリー:
アメリカ・ミシシッピ州。1960年代当時、白人家庭でメイドとして働く黒人女性は“ヘルプ”と呼ばれていた。
作家志望のスキーター(エマ・ストーン)はメイドの置かれた立場に疑問を抱き、彼女たちにインタビューをすることに。
仕事を失うことを恐れて、皆が口をつぐむ中、一人の女性の勇気が社会を揺るがすことになる。


■ 原題:THE HELP
■ 監督、脚本:テイト・テイラー
■ 原作:キャスリン・ストケット
■ 出演:エマ・ストーン/ヴィオラ・デイヴィス/ブライス・ダラス・ハワード 他
■ 2004年 アメリカ ■ 146min 
■ 言語:英語

【受賞】
第84回アカデミー賞 オクダヴィア・スペンサー助演女優賞 受賞
第69回ゴールデングローブ賞 オクダヴィア・スペンサー助演女優賞 受賞
他多数

※映画賞概要はコチラ    
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by oto_ichi | 2012-04-28 19:47 | ヒューマンドラマ
Hawaii, Oslo
デジャヴって見たことありますか?

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もどかしさ★★★★★
引き込まれ度★★★★


この映画のテーマは何だろう?と考えてみた。
信頼・想い・愛 ・・・

自分はどこで誰と、どういう風につながっているのかな、とか。



何の関係もない複数の物語が同時進行で進んで行く。
ストーリーが進むにつれ、すべてがシンクロしていくという 個人的には好きな展開。
124分という長さはあまり感じなかった。

<登場人物紹介>
Leon
-精神障害を患い施設で生活している。
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「25歳になる時に会おう」と10年前に結婚を約束した恋人Åsa(オーサ)を待ち続け、
街や施設中に"ÅSA HUSKER DU MEG?"(オーサ、僕のこと覚えてる?)
という張り紙を張っている。
そして今日が彼の誕生日。
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Åsa
-約束通りレオンに逢いにオスロにやってくる。
Leonの誕生日を忘れたことはなかった。
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Trygve
-Leon の兄。ただいま窃盗で服役中。
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しかし模範囚のため、看守の温情で弟の誕生日に一日釈放。
この隙に強盗して逃亡を計画中。
レオンには「ハワイでレイの花を輸入する仕事をしている」と言っている。
この人どっかで見たことある と思っていたら先日の”Throurh the lass Darkly"のボウズ天使でした。


Frode と 妻Milla
この日に息子が生まれ、親になる。メインは父親のFrode。
ちょっとこの写真オカマちゃんぽいけど、これしかなかったんです。
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Viggo
救命士(救急車の運転もする)
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Mikkel と 弟のMagne
父が亡くなり、母親にネグレクトされた兄弟。
家の中はひどい状態で、毎晩外をふらついてはスプレーで落書きしたりしている。
兄はソーシャルワーカーに反抗的だが、弟は大人しい。
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Tina
MikkelとMagneの母親。息子達には11年会っていない。
自殺壁がある。
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新聞配達の少女
町中の住民を知っているため、Magneは亡くなった父親の葬儀の時間と場所を書いた
手紙を母親に届けてくれるように託す。


そして、
Vidar(ヴィダール)
-LEONの身の回りの世話をしている施設の人。
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LEONはVidarを信頼しており "my gardian angel" と呼ぶ。
心のケアも怠らない、とても優しい人柄。
Åsaに会ったら「あの3つの単語を言え」と毎日教えている。



登場人物はこの人達です。
ちょっとMillaとTinaがどっちかどっちだかうろ覚えです。。たぶん合ってると思う。

冒頭、LEONが夜の街を疾走している場面から始まり
それぞれの登場人物とあらゆる場所ですれ違っていく。

夜の街に逃げ出したレオンをバイクで追いかけるVidar。
サイレンを鳴らして走る救急車、路上にたたずむ少年二人。
走るレオンに追い越されるTina。

いきなり車道に飛び出してきたレオンはViggoの運転する救急車に惹かれて死んでしまう。
目の前で事故を目撃したVidar。
搬送されていたFrode夫婦。
駆けつけるÅsa 、少女と少年達、母親。
ここでみんな揃う。

しかし、すべてはVidarの夢だった。
そして、彼は次第にそれが予知夢であると確認するようなり 
レオンの死を防ごうと彼を捜しに出る。

全員の関係性:(順不同)
Magneに手紙を頼まれた少女は母親に届けるが、その場で自殺を図っているTinaを発見し通報。
Viggo達が救命にやってくる。

一方二人の少年は、恋人に会いに来たオーソのカバンをひったくり、その場で弟のMagneがÅsaに捕まってしまう。
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家までいったÅsaは、少年が二人だけでひどい家の中で暮らしていたことを知る。

翌日は亡くなった父親の葬儀の日で、ケースワーカーと共に少年達は参列する。
一命を取り留めた母親Tinaは、Magneの手紙で葬儀を知り教会へ足を運び、息子達と再会する。

レオンの兄Trygveはアロハシャツを着込み(何故かみんなアロハ)弟に会いにやってくる。
弟は「Åsaを待っている」と兄との外出を拒むが結局、アロハを着せられ連れ出されてしまう。
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ヴィダールの夢の中でレオンを轢いた救急車に乗っていた夫婦(フローデとミラ)は、初めての子供が重い心臓病を患い
莫大な費用がかかる手術を受けない限り助からないと宣告される。
財産を売ったり銀行に掛け合ったりしてお金を工面しようとするが、絶望的だ。
覚悟を決めて、銀行強盗を試みようとした瞬間に、Trygveが押し入ってきて目の前で大金を奪っていった。

兄の計画を知らなかったLEONは、国外(Hawaii)へ逃亡しようとする兄の隙をついて逃げ出す。
盗んだ大金を持って。
LEONはÅsaに会いにオスロにある”Hawaii”というレストランへ向かったのだった。
そして立ち寄った公園のゴミ箱にそのお金を投げ捨てる。

子供の命が助からないと、公園で途方に暮れていたFrodeを見かけたLEONは
”Hawaii"はどこにある?”と彼に訪ねる。
店の場所を聞いたLEONはまた全力で走り去り、Frodeがふと目にしたものは
LEONが捨てた大金だった。
それがあれば、子供の手術が出来るのだった。

Hawaiiを見つけたLEONは、そこでやっと恋人Åsaと再会する。
どうしていいかわからないLEONはすぐにレストランを去ろうとするが
駆けつけたVidarに止められ、Åsaとの時間を過ごすのだった。

そこへ兄がやって来てお金を要求するが、結局警察に捕まってしまう。
釈放されたLEONは再び夜の街へ逃げだし、それを追いかけるVidarとÅsa。
すれ違う登場人物。
次第にすべてが夢と同じになっていく・・・

しかし跳ねられたのはLeonではなくVidarだった。
息を引き取る前にLeonを呼び寄せVidarは言う。

「あの3つの単語を彼女に言うんだ」


それは

”Jeg elsker deg.” 

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means 

”I love you.”





ストーリー:
Hawaii, Oslo is the story of a handful of people who cross each other's path without necessarily knowing each other, during the hottest day of the year, in Oslo. We follow Frode and Milla. They are having their first child, who they are told will not live long. We follow Bobbie-Pop, a faded singer who tries to commit suicide. We follow Leon, an institutionalized kleptomaniac who is loking for Åsa, to whom he has a ten year old deal to get married. We meet Leon's brother, Trygve, who fetches Leon at the institution to celebrate his birthday, but who himself has plans to use his leave from prison to run away. And most of all we meet the angel Vidar, Leon's best buddy at the institution, who sees things no one else can see, and who may be able to save everyone - except himself?


■ 原題:Hawaii, Oslo
■ 監督:Erik Poppe
■ 脚本:Erik Poppe/ Harald Rosenløw+Eeg
■ 出演:Trond Esspen Seim, Jan gunnar røise, Evy Kasseth Røsen他
■ 2004年 ノルウェー/デンマーク/スウェーデン ■ 125min 
■ 言語:ノルウェー語
■ 日本未公開
(英語字幕で鑑賞のため、解釈が違ってたらすみません)

【受賞】
2005年 Amand Award Norway
Best Film賞受賞
Best screenplay賞受賞
Best Actor(Stig Henrik Hoff) ノミネート
Best Direction(Erik Poppe)ノミネート





    
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by oto_ichi | 2012-04-26 19:26 | ヒューマンドラマ
別離
現代社会における問題は世界共通
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宗教度★★★★
複雑度★★★★


国、文化、宗教が違っても家庭問題というのは共通である。

介護・離婚・教育


イランに住むとある中流家族。
妻シミンは、娘の将来を考え外国への移住を希望していた。
が、夫ナデルはアルツハイマーである実父を暗じ拒否。
事は離婚問題へと発展し、夫婦は別居することになった。
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父の介護に人手が必要になったナデルは、妊婦のラジエーを雇う。
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ラジエーは幼い娘をつれ、8時に出勤のため毎朝5時半に家を出なければならない。
父親の認知症はかなり進んでおり、ラジエーの仕事は重労働であった。
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介護初日、父親は今までなかった失禁をしてしまう。
宗教上、彼(家族以外の男性)の汚れた身体を洗うことが出来ないラジエーは自分で身体を洗うように施すが、
認知症の父親は座ったまま何も出来ない。
仕方なく、風呂に入れるラジエー。
「パパには内緒にする」という幼い娘。

宗教上のルールの元、我々には分かり得ない問題があるんだなぁと実感。

ある日、彼女が目を離した隙に父親が徘徊し車が激しく行き交う通りで
ラジエーはやっと彼を見つける。その後、彼女の身体に異変が起こる。

翌日、ラジエーが病院へ抜けた短時間に父親はベッドから落ち怪我をし、
怒ったナデルは、ラジエーを乱暴に追い出してしまう。
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彼女は病院に運ばれ結局流産する。

ここから、ナデルの妻シミンも加わり裁判所における二家族の対立が始まる。
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しかし、見所は対立や衝突ではなく 
愛するものを守るための嘘や、宗教、倫理、法律 の元で正しい決断をしようとする
彼らの憤りや感情、葛藤を描いているところではないかと思う。
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ラスト、シミンとナデルの娘テルメーが
裁判所でどちらの親と暮らすか選択を余儀なくされるシーンが、何ともいたたまれなかった。


ストーリー:
イランのテヘランで暮らすシミン(レイラ・ハタミ)とナデル(ペイマン・モアディ)には11歳になる娘がいた。
妻シミンは娘の教育のために外国へ移住するつもりだったが、夫ナデルは老いた父のために残ると言う。
ある日、ナデルが不在の間に父が意識を失い、介護人のラジエー(サレー・バヤト)を追い出してしまう。
その夜、ラジエーが入院し流産したとの知らせが入り……。


■ 原題:JODAEIYE NADER AZ SIMIN
■ 英題:A SEPARATION
■ 監督、脚本:アスガ・ファルハディ
■ 出演:レイラ・ハタミ(妻シミン)/ペイマン・モアディ(夫ナデル)/シャハブ・ホセイニ(ホッジャド)
サレー・バヤト(ラジエー)/サリナ・ファルハディ(娘テルメー)他
■ 2011年 イラン ■ 123min 


【受賞】
2011年 アカデミー賞 外国語映画賞
2011年 ベルリン国際映画祭 金熊賞、銀熊賞
2011年 全米批評家協会賞 脚本賞、外国語映画賞
2011年 NY批評家協会賞 外国映画賞
2011年 LA批評家協会賞 脚本賞
2011年 ゴールデングローブ賞 外国語映画賞
2011年 英国アカデミー賞 外国語映画
2011年 インディペンデント・スピリット賞 外国映画賞
2011年 放送映画批評家協会賞 外国語映画賞
2011年 セザール賞 外国語映画賞

※映画賞概要はコチラ
    
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by oto_ichi | 2012-04-25 19:53 | ヒューマンドラマ
タイタニック(3D)
やっぱ大画面よね

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ダイナミック★★★★★
ロマンス★★★★★
映像★★★★★
大好き★★★★★


ベタですみません。

行ってきました!3D ヴァージョン。
変なメガネかけてさっ。
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何せ3時間半の長さ、途中で腰は痛くなるしメガネで耳は痛くなるしでしたが
やっぱ良かった~!

「飛び出す」と言うよりも「中に入ってる!」感じ?
潜水してるみたいだー とか 登場人物の前後の位置とかが
なんていうかヴァーチャル?(表現ちがう?)


何がすごいって、船が沈んでいくときの高さっ!
ゴォーーーって引き込まれていくシーンはまるでそう!
フリーフォール!

こわかった。。。

今回ストーリーは割愛させて頂くとして・・・

何回も見たけど、やっぱりスクリーンだと迫力が違います。
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リアルだし。
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そして何でこの映画スキなのかしら?と考えたら
「色合い」ですね。
これは必死で逃げてるシーンだけど、明るさとか装飾とかいいじゃない?
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時代的にも衣装や家具なんかと、それから照明とか そういうものがスキだなと再発見。

タイタニック沈没から100年。
実際の航海士達の写真。
スミス船長くりそつ。
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何せ15年前の映画だから、ケイトはムチムチ、レオはピチピチ。
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そして今。
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ケイト熟女、レオおっさん。。そういう自分も15歳年取ったんだね。

ちなみに、この人ローズの婚約者。
あれ、イメージ変わるね、いい人そう。
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メイキング見るのも好き。
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メイキングサイトを見つけました。
イメージを壊したくない方は見ない方がいいよっ!
映画TITANIC


実際に亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。





ストーリー:
1912年4月10日、かつてない威容を誇る豪華客船タイタニック号が、イギリスのサザンプトン港からニューヨークに向けて出発。
出港直前にチケットを入手した画家志望の若者ジャックは、婚約者のいる名家の令嬢ローズとの許されぬ恋に落ちる。
しかし14日深夜、タイタニック号の船首が北大西洋の氷河に衝突。
浸水で船が傾き始めるなか、乗客たちは極限のパニックに陥る……

■ 原題:TITANIC
■ 監督、脚本:ジェームズ・キャメロン
■ 出演:レオナルド・ディカプリオ/ケイト・ウィンスレット/ビリー・ゼイン他
■ 1997年 アメリカ ■ 197min 
■ 言語:英語



【受賞】
1998年 アカデミー賞 作品賞、監督賞、撮影賞、主題歌賞、音楽賞、衣装デザイン賞 
視覚効果賞、音響効果賞、音響賞、編集賞 受賞

    
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by oto_ichi | 2012-04-24 19:48 | ヒューマンドラマ
少年と自転車
日本から生まれた物語。
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切ない度★★★★★
映像★★★★★
ハートウォーミング度★★★★★




ベルギーを代表する映画監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ兄弟が、
日本で開催された少年犯罪のシンポジウムで耳にした
“育児放棄された子ども”の話に着想を得て作り上げた作品。
本作で、カンヌ国際映画祭5作品連続主要賞獲得の快挙を成し遂げた
ダルデンヌ兄弟の実力に舌を巻く。
-映画情報より-


反抗的な態度の中に純粋な子供らしさ、少年らしさを感じました。


父親に捨てられ、施設で暮らすシリル 12歳。
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この少年、逃げ足がとても速く身軽ですばしっこい。
父親を捜すため、何度も脱走を試みては捕まるけれど、あきらめずにまた逃げる。

自分を捨てて、お金のために大切な自転車まで売り払ってしまった行方のわからない父親を最後まで信じ、
一生懸命探す姿がいじらしく、胸が痛む。

たまたま逃げ込んだ診療所で出会った女性サマンサ。
彼女は少年から聞いていた自転車を持ち主から買い戻し、施設に届けてくれる。

「週末だけ里親になってくれない?」
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こんなに簡単に里親ってなれるのか?と思うほどすんなり事は進んで行くのだが、
子供に直接そんなことをお願いされたら、むげには断れないと思う。。

二人で父親を捜し出し、会いにいく。
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なんと無責任なっ!と思うような父親ではあるが、シリルにとっては会いたくてたまらないパパなのだ。
パパの仕事をけなげに手伝うシリル
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「土曜には電話する」という父親の言葉を信じる息子。

しかし、父親はサマンサに
「あの子が負担だ。面倒見切れないから任せる。と、あの子に伝えてくれ。」
まったくあきれる発言に、サマンサキレる。(そりゃそうだ)

「自分で言いなさいよ!はっきり!」


「もう会いに来るな」

-電話してくれるでしょ?

「わからない。いや、しない。」


自分の子供にこんな残酷な仕打ちって出来るのだろうか・・・?


深く傷ついたシリルは、サマンサに反抗的な態度を取るようになる。
サマンサはそれでもシリルを愛情深く見守るが、それによって恋人との仲もぎくしゃくしてしまう。

「もう里親を断れよ。オレとこの子どっちを選ぶんだ?」 

って大人げないよ・・・彼氏。。

ためらいなくシリルを選ぶサマンサの選択に、拍手。
そんなこと言う彼氏なんか別れちゃっていいよ。


ある日シリルはあまり素行の宜しくない少年に目を付けられ、盗みを教えられてしまう。
悪い友達↓
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盗んだお金を父親の元へ届けるシリル。
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父親は怒り、シリルを追い返す。

問題を起こしたシリルを支え、守り続けるサマンサ。
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私だったらどうするかなぁ とこれまた考えて、サマンサみたいに出来るかなぁ とかいろいろ。

最後までいろいろハプニングは続きますが、
いいお友達も出来そうだし
シリルとサマンサ、お互いに心を開きつつ少しずつ家族になっていくんだろうなと想像出来る。
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シリル病院行ってね(何でだかは内緒・・・)

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ただいま公開中↓




ストーリー:
児童相談所に預けられたまま12歳になろうとしていた少年シリル(トマス・ドレ)は、
いつか父親を見つけて一緒に暮らしたいと願っていた。
ある日、彼は美容院を営むサマンサ(セシル・ドゥ・フランス)と出会い、
ごく自然に彼女と共に週末を過ごすようになる。
二人は自転車に乗って街を走り回り、ようやくシリルの父親(ジェレミー・レニエ)を捜し出すが……


■ 原題:Le Gamin au Vélo
■ 監督:ジャン・ピエール・ダルデンヌ/リュック・ダルデンヌ
■ 脚本:同上
■ 出演:セシル・ド・フランス/トマ・ドレ/ジェレミー・レニエ 他
■ 2011年 ベルギー/フランス/イタリア ■ 87min 
■ 言語:フランス語


【受賞】
第64回カンヌ国際映画祭グランプリ
第69第ゴールデングローブ賞 外国語映画賞ノミネート
第24回ヨーロッパ映画祭 最優秀脚本賞
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by oto_ichi | 2012-04-22 19:29 | ヒューマンドラマ
奇跡のシンフォニー
音楽ってつながってる

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ミラクル度★★★★★
ロマンス度★★★★
音楽★★★★★



音楽が嫌いな人って今まで会ったことありません。
それほどメロディというものは、人の心に響くものなのでしょう。
音符は世界共通語だしね。


物語は11年前、あるギタリストとチェリストが恋に落ちたことから始まる。

ひとまとめにするとこんな感じ↓
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無名のギタリスト、ルイス(ジョナサン)はある夜ライブを終え ビルの屋上でどこからともなく聞こえてくる音楽を聴いていた。
そこへコンサートを終えた将来有望のチェリスト、ライラ(ケリー)が現れる。

二人は出会い、話しをする内に惹かれ合い一夜を共にする。

ケリー・ラッセルも大好き。べっぴんさん(死語?)ですね~♪
ご自慢のカーリーヘアがあまり見れなかったのがちょっと残念。
チェロを弾く姿はとても素敵(☆▽☆)


二人は翌日会う約束をするが、ライラの厳しい父親によって再会は許されなかった。
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ライラはお嬢様、ルイスは無名のギタリスト。
あきらめろと兄から言われるが、ルイスはどうしても彼女を諦められない。
ライラへの切ない想いを歌にしてライブで毎夜歌い続ける
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一方、ライラの方もルイスを忘れられない日々を送りながらも
お腹に子供を宿していることに気づき、将来を案じる父親の猛反対を振り切って
走り出たところで交通事故にあってしまう。

そして、子供は助からなかったと告げられる。

しかし息子は生きていた。
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エヴァン(フレディ)は孤児院で生活しながら、必ず両親が迎えにくると信じていた。
そして彼には天才的な能力が備わっていたー。
いわゆる「絶対音感」だと思います・・・
エヴァンは街中や、風の音、耳に入る音すべてが音楽に聞こえるのでした。


絶対音感を持っている人は、生活する上で不協和音によって気持ち悪くなることがあると
聞いたことがありますが、真相は不明・・・
だって、私はふつーの音感しか持ち合わせていないから・・・


ある日、エヴァンは孤児院から抜けだし街に出る。
そこでトマス(ロビン)に出会い、音楽というものを知ることになる。

このトマスは子供達にストリートミュージックでお金を稼がせ、それを巻き上げるという
悪どいオッサンではあるが、エヴァンにギターを持たせて才能を開花させる人物でもある。
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このオヤジ、お金でエヴァンの才能を売ろうとしたり
「また来たなっ!」というくらいしつこくエヴァンを追いかける。

トマスから逃げ出したエヴァンは偶然立ち寄った教会の神父に才能を見いだされ
なんと!
あのジュリアード音楽院に入学する!! 
てか、ジュリアードって小学生から高校生まで入学出来るんですって。(土曜だけ)


さらに、なんとっ!!
そこでもやはり天才的能力を認められ、若干11歳でNYフィルハーモニーのゲスト指揮者としてタクトを振るのでありました!

はい、お待たせしました。
ここから奇跡が起こるんですよ。

ここに至るまでにも、ライラやルイスもちょいちょい登場してますから
それぞれ進捗ありつつ、なんか偶然が偶然を呼び
知らぬは当人同士だけ。
親子の再会。
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ラストは、あ~もう!ほらっ!早くっ!! ほれそこっ!と、
もぞもぞしてしまう程じれったいペースで3人は奇跡の再会を遂げます。
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あ、ネタバレしてしまった・・・


いや、でもこのタイトルから言って結末は想定範囲内ですから
いいですね。

音楽もいいし、後味もいいし、
落ちてるときは元気をもらえて、落ちてないときもさらに上がる という映画です。

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ストーリー:
孤児院で育ったエヴァン(フレディ・ハイモア)には豊かな音楽の才能が備わっていた。
ある晩、エヴァンは不思議な音を追い、施設からマンハッタンへと導かれる。
さまざまな出会いにより、エヴァンの音楽の才能は開花。
同じころ、離ればなれとなっていた両親も、それぞれの思いを胸にニューヨークへと赴いていた。

■ 原題:August Rush
■ 監督:カーステン・シェリダン
■ 脚本:ニック・キャッスル
■ 出演:フレディ・ハイモア/ケリー・ラッセル/ジョナサン・リスーマイヤーズ/ロビン・ウイリアムズ 他
■ 2008年 アメリカ ■ 114min 
■ 言語:英語
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by oto_ichi | 2012-04-19 20:12 | ヒューマンファンタジー
ラビット・ホール


乗り越えなければならないもの
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映像★★★★★
音楽★★★★
繊細★★★★
後味★★★★


我が子を亡くした親の気持ちはわからないけれど、
それぞれ登場人物の心情が繊細に丁寧に描かれていて
映像も優しく素敵な映画でした。
そして、繊細さの中にも芯の通ったニコール・キッドマンが美しいです。


閑静な住宅街に住む ベッカ(ニコール)とハウィー(アーロン)は4歳の息子ダニーを交通事故で亡くしていた。
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ベッカはそれ以来近所付き合いもせず、人にも会わないようになっていた。

前に進もうとはしても、なかなか立ち直れない二人。
妹の妊娠を知っても、素直に喜べないベッカ。
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ダニーの洋服やオモチャを処分し初め、悲しみを乗り越えようとする妻。
毎晩動画を眺めては息子の面影を消したくない夫。
二人はぶつかる。

夫婦仲はぎくしゃくし始め
二人はグループセラピーに通うことを決めるが、ベッカは拒絶してしまう。


ある日、ベッカは偶然 ダニーの事故を起こした高校生のジェイソンを見かけ
それを機に彼の行動を追い始める。

ついに、ジェイソンに気づかれ 罪の意識を持ち続けているジェイソンとベッカは、
二人で公園のベンチで会うようになる。
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会うたびにベッカがジェイソンを受入れていく様子が、繊細に伝わって来ます。
時間と共に少年への許しと自分への慰めになっている様にも見えるし。

ジェイソンも、穏やかな語り口から誠実さが伝わって来て
10代でこんなにも大人なのか!と思わざるおえません。。

一方、夫ハウィも独りでなんとか喪失感から抜け出そうともがくも
悲しみは終わらない。


同じく息子(ベッカの兄)を亡くした実母に、彼女は訪ねる。

悲しみは終わる?

「いいえ、でも小さくはなるわ。」
「なくなることはない、ポケットにふと手を入れるといつも底にあるわ。」



ベッカとハウィのお互いを想いながらもぶつかりあい
そして前に進もうとする姿勢に、最後は静かな感動を覚えます。
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※個人的に二人の家と、ベッカの来ている洋服がとても可愛らしくて好きです♪

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ストーリー:
郊外に暮らすベッカ(ニコール・キッドマン)とハウィー(アーロン・エッカート)夫妻は
、愛する息子を交通事故で失った悲しみから立ち直れず、夫婦の関係もぎこちなくなっていた。
そんなある日、ベッカは息子の命を奪ったティーンエイジャーの少年と遭遇し、たびたび会うようになる。


■ 原題:RABBIT HOLE
■ 監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
■ 脚本:デヴィッド・リンゼイ=アベアー
■ 出演:ニコール・キッドマン/アーロン・エッカート/ダイアン・ウイースト 他
■ 2010年 アメリカ ■ 83min 
■ 言語:英語
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by oto_ichi | 2012-04-15 19:44 | ヒューマンドラマ
家庭の庭

春 夏 秋 冬 
欲しいのはいつの日も
人のぬくもり

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ノスタルジック度★★★
映像美★★★
現実味★★★★


「この庭にくれば喜びは倍に悲しみは半分に」 と宣伝されていた印象から
ハートフルストーリーかと思いきや・・・けっこうシニカルな内容でした。。
さて、あなたはジェリーになるか、メアリーになるか みたいな。

物語は四季を通して、とある夫婦の家を訪れる人々を
コミカルに、シュールに描いたヒューマンドラマ。

家庭菜園を楽しみながら充実した仕事と穏やかな日々を過ごす初老の夫婦、トムとジェリー。
(って聞くと猫とネズミのあのアニメを想像してしまうけど・・・)


休日は夫婦で市民農園を楽しみ、自家栽培の野菜を収穫し料理しては
夫婦で会話を楽しみながらワインを飲む。
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一人息子のジョーも親孝行な好青年。
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残りの人生を過ごすにはうらやましいような生活を送っている。


今日はトムの料理当番だから一杯飲んで帰れるわ というジェリー。
いいですねぇ~、そういうの。

彼らの毎日は充実していても
何故か、二人の家に集まる人々はそれぞれ孤独を抱えている。





トムの幼なじみケンは昔はイケメンだったらしいけど、今じゃ脂ぎって太ったおっさん。
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二人はケンを家に招き、美味しい食事をもてなし庭で談笑。

ケンは普段抱えている「孤独」という悩みをお酒の勢いで吐露し、泣き出してしまう。

だからと言って、その後何が解決するわけではないんだけど・・・




ジェリーは同僚メアリーをお茶に招く。
メアリーは、タバコとワインが手放せない。
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そして幸せなジェリーと未だ独り身の自分を比べては落ち込み、少々情緒不安定気味。
自分の孤独を隠すかの様に、つねにしゃべりつづけている。
そして二人の若い息子ジョーに何故かアピールを試みたりする(これがまた痛々しい)



息子ジョーが恋人を連れて、実家を訪れる。
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メアリーもお茶に招かれ、ジョーを見てご機嫌だったのもつかの間
恋人ケイトを紹介され、一気に機嫌が悪くなる。
ケイトへ対抗心むき出しの辛辣な態度に出る、メアリー。

場の雰囲気がみるみる悪くなるのを、見ているこちらまで居心地悪くなってしまう。

それを不快に思ったトムとジェリー(当たり前)は、しばらくメアリーを距離を置くことにする。




トムの兄嫁リンダが亡くなり、ジョーを含めた3人は兄(ロニー)の家を訪れる。
ロニーは息子カールとうまくいっていない。

リンダが亡くなったことで更に息子との溝が深くなるロニー。
トム達の勧めでしばらく二人の家に滞在することにする。


ラストは、美しすぎず 見る側の受取方によると思う。
もの悲しいような、現実味のあるリアルな終わり方だった。


メアリーの言葉で
「話し相手がいるのはやっぱりいいわね。」というのが印象的だった。


人生いろいろだけど、共に時間と空間を共有できる相手がいるのっていいな と思う。

独りが好きな人なんていない。
だれかがいてくれるからこそ独りでいられるのだ。




ストーリー:
地質学者のトム(ジム・ブロードベント)と、医学カウンセラーのジェリー(ルース・シーン)は誰もがうらやむおしどり夫婦だ。
彼らは30歳になる孝行息子(オリヴァー・モルトマン)にも恵まれ、私生活は非常に充実していた。
ある晩、ジェリーは同僚メアリー( レスリー・マンヴィル)を夕食に招待するが、
彼女は酔ってしまい自分には男運がないと愚痴っていて……。


■ 原題:ANOTHER YEAR
■ 監督、脚本:マイク・リー
■ 出演:ジム・ブロードベント(トム)/レスリ・マンヴィル(メアリー)/ルース・シーン(ジェリー)/他
■ 2011年 イギリス ■ 130min 
■ 言語:英語

【受賞】
第82回ナショナル・ボード・オブ・レビュー
ロンドン映画批評家協会賞主演女優賞受賞
第83回アカデミー賞オリジナル脚本賞ノミネート 他多数
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by oto_ichi | 2012-04-11 19:53 | ヒューマンドラマ
ドライヴ
心臓の悪い方は見ないでください。
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ダーティー度★★★★★
バイオレンス度★★★★★
ロマンス度★★★
音楽★★★★★
映像★★★★
総合点★★★★★
女子度ゼロ


久々にキターーーーー!!
これはカッコ良すぎるっ!!!


ずっと気になっていた一本、見てきました・・
エンドロール終わっても、なんだかすぐに帰る気がしなかった。

あのね、悪いことをしているんだけどもアニメのスーパーヒーロー並にかっこいいのです、この主人公。
(例えが安っぽくてすみません・・・)

主人公のDriver、昼間は映画のスタントマン、修理工として働き、
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夜はその天才的ドライブテクニックを駆使して強盗の逃走を請け負うという二面性を持つ。
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冒頭からすでにカッコ良い度K点越えです。
強盗を待つ時間はきっかり5分。

「何があっても5分は待つ。それ以上は待ってると思うな。Do you understand?」

この Do you understand? (わかったか?)が決めゼリフなんだけど、
カッコいいんだなぁ~これが。


強盗を待つこの5分だけでも、心臓バクバクしちゃうよっ。
そしてギリギリで逃走しても、なんなく警察の包囲網をくぐりぬけ、人混みに車を止めて無言で立ち去るDriver。
名前がないのもいいぢゃない?

孤高、無口、ニヒル、でも子供には優しい。
普段は眉間にしわを寄せているか、無表情でろくに挨拶もしない。
でも好きな女性に対しては、とても親切だし、優しいまなざしを向ける。
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これは反則でしょ。。

普段愛そうがないだけに笑ったときの the GAP!
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しかもケンカ(実際命がけなんだけど)も超強い!!
一瞬にして悪い奴をボッコボコ。


物語は終始 緊張感しっぱなし。
でもその中で主人公と彼が唯一心を許した女性、アイリーンとの繊細な感情の機微が描かれています。

この背中に胸キュンのアイリーン。(気持ちはわかる)
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しかし、服役中のアイリーンの夫が出所することから状況は急変。
コイツさえいなければっ!っていうもどかしさ。


映画館での宣伝文句が
「人がバンバン死ぬ X 巨乳 X 車が横転 =最高!」

「クールなカーアクションとストーリーで魅せる、全男子必見のクライム・サスペンス・ムービー!」
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ってアレ?全男子??

あー、と思って見渡すと客席ほぼ男性・・・いてもカップル数組。
女子一人で見に来てるの私だけでした・・・

しかも、クライム・サスペンスというよりもバイオレンス・アクションだいぶ入ってるよっ!
なんで R15+ なのかしらねぇ?なんて思いながら前半見てたけど、
はい、R15+ で正解。

後半から、色んな体液が飛び散り、びゃぁびゃぁ血が出ます。
かなりリアルなので、苦手は人は要注意。

しかし、ちゃんとロマンスの要素あり。
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このために闇社会を敵に回すことになるのですから・・・

アイリーン役のキャリー・マリガンは先日の「SHAME」で自殺壁のある妹役で出てました。
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でも今回はとってもキュート。
女優さんてやっぱりすごい。

でも何がすごいって、カースタントの人が一番すごぉ~~~い!!

(どうでもいい情報)
Driverが仮面をかぶって悪い奴を殺しに行く場面があるんだけど、
見終わった後 4人組の高校生らしき男子達が「あれ、恐かったな-。でもウケた。スケキヨかよっ!」
って、確かに犬神家をちょっと彷彿とさせます・・・


ストーリー、音楽、暗めの映像、俳優、全てにおいて
”COOL”ってこういうこと言うんだな。

もっかい見に行こう~っと♪
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ただいま公開中↓



ストーリー:
天才的なドライビングテクニックを持つ寡黙な“ドライバー”(ライアン・ゴズリング)は、昼は映画のカースタントマン、
夜は強盗の逃走を請け負う運転手というふたつの顔を持っていた。
ある晩、同じアパートに暮らすアイリーン(キャリー・マリガン)と偶然エレベーターで乗り合わせ、一恋に落ちる。
しかしアイリーンの夫の出所後、次第に裏社会の抗争に巻き込まれていく・・・。
デンマーク出身の新鋭ニコラス・ウィンディング・レフン監督が手がけ、2011年・第64回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。

■ 原題:DRIVE
■ 監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
■ 脚本:ホセイン・アミー
■ 出演:ライアン・ゴズリング/キャリーマリガン/ブライアン・クラストン 他
■ 2010年 アメリカ ■ 100min 
■ 言語:英語
■ R15+

【受賞】
2011年 第64回カンヌ国際映画祭で監督賞受賞
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by oto_ichi | 2012-04-07 20:22 | バイオレンス・アクション
あしたのパスタはアルデンテ
家族に言えない秘密

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ハートウォーミング度★★★★
ユーモア度★★★★


同性愛ってこんなに大変なことなのか・・・。

大手パスタ会社を経営する実家に生まれた次男坊、トンマーゾ。

兄アントニオの社長就任パーティの為ローマから帰郷したが、トンマーゾは
自分の秘密「僕はゲイだ」を家族の前で発表しようと思っていた。

晩餐の前に、兄へ事前報告するが止められてしまう。
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宴もたけなわ、トンマーゾは決心する。が、その時兄から出た言葉。
「僕はゲイだ」
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って お兄ちゃんもかい!!
しかも先越されたっ!!!

保守的な考えの父(女好き)は、
後を継がせようと思った長男がゲイであることが許せず、勘当してしまう。
そしてそのショックから心筋梗塞を起こして倒れてしまう。


トンマーゾは、作家を夢見ていた。
自分がゲイであることを告白することで親から開放されようと計画していたが、
まんまと兄に先手を取られたのである。

しかし兄アントニオもまた、ずっと秘密を持ち続け親の言うなりの人生から
逃げ出したいと思っていたのだ。


自分もゲイだと言えなくなってしまったトンマーゾ。
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予想通り、残った弟に会社を継がせようと執拗にせまる父。

古い価値観の残る街では、噂はすぐに広まってしまうため
家族は大パニック、世間体を気にする父親は気が気でない。
唯一の理解者はおばあちゃん。


仕方なく嫌々経営について勉強しているトンマーゾの元に
ある日、ローマに残してきた恋人マルコと友達がやってくる。
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両親は大喜びだが、もちろんみんな”おホモ達”
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家族にバレないように、頑張って隠すのだけれども
どうやっても仕草で出ちゃったりするわけで それがまた笑える。
そして何故か字幕がおネエ言葉になるからおもしろい。

その他、登場人物にもそれぞれ込み入った事情や過去がある。
みんなイイ味出してて愛着がわきます。

最初から最後までユーモアたっぷり、笑いどころたっぷりでお届けする
家族の愛と絆を描いたストーリー。

けっして簡単なことではないけれど、
どんなに困難でも、自分の思うとおりの人生を送るのが一番だ。
愛する人と一緒にいられる幸せ。

見終わった後に自分の人生考えちゃうかも。


他人でも家族でも、ある一定の距離を保つのがうまく行くコツですか・・・?



ストーリー:
パスタ会社社長の息子トンマーゾ(リッカルド・スカマルチョ)は、家族には経営学部と偽って文学部を卒業し、小説を執筆していた。さらに大きな秘密を抱える彼は、長兄のアントニオ(アレッサンドロ・プレツィオージ)が新社長に就任する食事会でそのことを告白しようとした矢先、兄が驚がくの秘密を発表。トンマーゾは何も言い出せないまま、兄の代わりに会社の経営を任されてしまい……。


■ 原題:Mine Vaganti
■ 監督、脚本:フェルザン・オズペテク
■ 出演:リッカルド・スカマルチョ/ニコール・グリマウド/アレッサンドロ・プレツィオージ 他
■ 2010年 イタリア ■ 113min 
■ 言語:イタリア語


【受賞】
トライベッカ映画祭審査員特別表彰
イタリア・アカデミー賞助演女優賞/助演男優賞受賞
イタリア・シルバーリボン賞最優秀コメディ賞他5部門受賞
イタリア/ゴールデングローブ賞最優秀作品賞他4部門受賞
イタリア映画祭2011 上映作品
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by oto_ichi | 2012-04-05 20:32 | コメディ


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